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猫の病気

熱中症の猫は耳が熱くなる!?体温調整について

猫の体温調整
猫の病気
猫の耳には毛細血管が多く集まっており、他の部位よりも皮膚が非常に薄い特徴があります。そのため猫の耳は体内の熱を発散させる役割も担っており、熱中症の猫の耳が普通の猫よりも熱くなるのは、体内にこもっている体温を耳から外へ必死に放出しようとしているからです。つまり飼い猫の熱中症を疑う時はまず、耳が熱いかどうかを確認するといいでしょう。


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猫の体温調整について

熱中症の猫
猫は、小さな耳で行う熱放出だけでは満足のいく体温調整は出来ませんので、様々な行動をとりながら体温調整を行っています。猫が自分の体を舐めるグルーミングも体温調整の一環です。毛についた唾液が気化する時に身体の体温を奪ってくれるので、夏場の猫にとってグルーミングは欠かせません。その他にも涼しい場所を探して歩き回ったり、涼しい地面に手足を投げ出して寝転がるのも体温調整の一つとされています。
猫 画像
これらの行動は猫なりに暑さを凌ぐための行動と言えますが、飼い主の側としても猫が熱中症にかからないように気を遣ってあげるべき点があります。それは猫が好みそうな狭い場所をあえて作り、日陰にしてあげることです。夏場でも習性として狭いところに入りたがる猫は多いですが、うっかり出られなくなってしまい熱中症にかかってしまうケースも少なくありません。飼い主が自分で狭い場所を作ってあげると、猫の姿が見当たらない時でも慌てずに発見できます。

万全の態勢で猫が体温調整を行えるように狭いスペースを整えるなら、床にクールマットなどを敷いてあげるといいでしょう。また猫の中でも生まれたばかりの小さい猫や年老いた猫、太り気味な猫などは体温調整が苦手とされているので、飼い主が積極的に体温調整に関わっていくのが、熱中症にかからないコツです。

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